だれかのことば

この数か月で自分の心に強く残った言葉。

【1】
ある天文学者による内輪の講義をうけたとき、学者が言った。
「いずれ宇宙が膨張するスピードが光速を超えると、光はもうほかの天体に届かなくなる。そのとき見上げる夜空は真っ黒だ。だから宇宙の仕組みを知ることができる今、我々が生きて観測していることに偶然ではなく必然を感じる」
一流の学者と話していてわかるのは、どこかロマンチストでありバカである。
考えてみれば、人類未踏の世界を切り開くのだから、そうじゃなきゃやってられない。
何百万円、何千万円の費用がかかる観測や実験が無意味に終わることだってあるのだ。精神的にタフじゃないとやってられない。

彼らを見てて分かった。
知識や理性も重要だけれど、もっと必要なのは熱い情とバカになることだ。
でないと人は前に進めないのだ。


【2】
「性善説の方が人生は楽しい」
提供されたデータの信ぴょう性について検討していた時、課長はそういった。無条件で信じろということである。
某大手企業のマーケティング部長までやった人の言葉としては意外だった。
きっと考えて考えて考えつくした挙句にたどり着いた結論なんだろうと思った。
いくら調べたって、いくら考えたって、絶対の摂理にはたどり着けない。
ただ、その時、みんなの背中を押してくれるささやかな理屈があればよいのだ。
それは嘘でもいいのだ。誰も泣かない嘘であるなら。

私は真実ばかり探していた。
でもきっと人生には嘘も必要なのかもしれない。


【3】
これはないしょ。
ある人に話したら、「あなたって哲学書とか読む?」と言われました。


きっとこの三つの言葉はこれからも忘れないだろうと思う。


さよならポニーテール「きみのことば」

テーマ : 日々のつれづれ
ジャンル : 日記

プロフィール

なお

Author:なお
いいトシしてバイクの免許を取得。
相棒はDUCATI MONSTER696とHONDA solo。
バイク以外の趣味はお菓子作り。
MtXです。

Twitter on FC2
カテゴリ
検索フォーム
リンク
月別アーカイブ
広告1
広告2