マンガ絵ってすごい

めずらしくTSUTAYAで映像作品を借りてきました。
そんなことしている場合か?というお叱りはごもっともなのですが、ほんと、こんなときでもないと見られないというのがありまして・・・


昨日はアニメ作品「アップルシードXIII」を見ました。
子どもの頃に原作を読みふけったので期待していたのですが、だめだめでした。

理由その1。
いかにもCGな絵で、リアルに見えちゃう分、部分的な動きの無さ、髪の毛だとか、筋肉だとかが動かなくて、気持ち悪いのです。
あと、表情に迫力がないのです。

理由その2。
ストーリーがいまいち。

理由その3。
演出がなってない。設定もつまらない。
私だったらこんな作戦は立案しないな、とか、デュナンがふざけてブリアレオスに銃を向けるとか危険なので絶対しない、という細かい点もそうなんですけど、なにより原作が30年くらい前の作品ですから、現実が追い越している部分があるのです。
原作は携帯電話だとかインターネットもない(それらしきものはあったけれど無線ネットワークはなかった、ましてや各機が端末であるなども)世界ですから。
それを前提にして、主人公のサイボーグ、ブリアレオスが搭載するヘカトンケイレス・システム(ネットワークアクセス&制圧システム)が、絶対的優位であったわけですが、「攻殻機動隊」が出てしまったこともあり、今の時代では陳腐化してしまっている気がしました。
むしろ今から考えるなら、ヘカトンケイレスをフォーマットにしないとサイボーグなんて意味ないと思いますし。

理由その4。
デザインがなってない。
インテリア、建築物、ファッション、小物、すべてがダサく、かっこ悪く、形に意味を感じないのです。
旅客機のエンジンが、コメット(昔の英国製ジェット旅客機)みたいに翼に埋め込まれているとか、今後もありえないんじゃないかな。
インターフェイスデザインも「攻殻機動隊」で見たようなやつだったりして。

理由その5。
音のバランスが悪いのです。
効果音がやたら大きくて、登場人物の会話が聞こえづらいのです。
マスタリングエンジニア(そういう仕事が映像作品にあるかどうかは知りませんが)の手抜きですかね?



今日は、「スタートレック」の2009年版を見ました。
こちらも有名な古いテレビドラマのリメイク映画です。
実は、スタートレックって、ボイジャーが帰ってくる話の映画版しかみたことなくて、そういう意味では初めて見るスタートレックなのですが、とても面白かったです。
細かいデザインとか、科学考証として「それってどうなの?」と思うところはありますよ。
でも、作りこみとかストーリーとか演出とか音楽とか、もうすごいわけですよ。全然細かいところなんか気にさせない勢いがあるわけです。



「アップルシードXIII」と「スタートレック」、この二つを比べるのはおかしいのかもしれません。
でも、あえて比べて考えると、日本ってやっぱりハリウッドみたいな恵まれた環境で作れるわけがなくて、その経緯で、低予算でも個人の力で克服できる、マンガ、アニメという文化が育ったのだと思っています。
リアル路線のCG絵って、予算をかければかけるほどよいものができるわけで、というかそれがすべてになってしまうので、だからそこで勝負しちゃいけない気がしました。
逆に、マンガ絵、つまりジャパニメーション的なアニメ絵って、デフォルメという点で秀逸だと実感させられました。
見る側が脳内補正する、いや、補正させるんです。
その効果って、CGベースの絵より手描きの方がやはり強力で、日本人は、そこで勝負していった方がよい気がしました。









テーマ : 日々のつれづれ
ジャンル : 日記

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なお

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相棒はDUCATI MONSTER696とHONDA solo。
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