幻のワイルド温泉(えっちなところ編)

昨日、温泉のことを思い出していたら、いろいろと元気が出てきました。
温泉こそ真のパワースポットや~(彦摩呂風に)
だってね、地底からお湯が出てくるんですよ。すごいですよ。
これぞ地球のパワーっていうかなんていうか・・・(以下略)

でも、中には変な温泉も体験しました。
いや、温泉自体は素晴らしいのです。でも、宿がなんていうか、行く人を選ぶというか・・・
まあ、ネガティブな風に受け取られかねないので、その温泉の名前は伏せておきましょう。

数年前の話になります。
私は両親に温泉旅行をプレゼントしました。
私も同行したのですが、どうせならいままでに行ったことがないところで、評判のよいところ、山登りが趣味だった父が喜んでくれそうな、山奥の一件宿に決めました。ちょっとしたハイキングを兼ねて。
古くからある温泉で、建物は江戸時代のものもあるという名湯です。

車を置いたところから宿までしばらく歩くのですが、到着して、その佇まいはまさに秘湯、といった趣がありました。
こんな山奥の鄙びた宿にもかかわらず、若いお客さんがたくさん来ていたのを意外に思ったのを覚えています。
ちょっとした山登りをしてきた後だったので、早速お風呂に行ったところ、豊富な湯量が素晴らしく、いかにも湯治場というような古いお風呂の建物にも心を打たれました。
もちろん泊ったのは、江戸時代の建物です。
現代とは規格が全く違い、階段は急で、どこもかしこも一回り小さいです。
壁なども薄いのですが、軽量で堅牢なその合理的なつくりに感心し、江戸時代の人もこの窓から景色を楽しんだのだろうか、などと心を馳せました。これなら両親も喜んでくれるだろう・・・

しかしです。問題は夜になって発生しました。
まだ21時だというのに、「あの声」が響いてきました。
早い!早いよ!!(カイ・シデン風に)
だってさ~、壁なんて薄いのですよ~。薄いなんてもんじゃないんですよ~。ちょっとは考えろよ~。建物の中はおろか外まで響くよ~。
とはいえ、まあ、なんでしょうね。温泉って邪気を払うっていうか、おおらかになるっていうか、「ああ、そうですか、おめでたいことですね」と、さらりと流してしまう、妙な雰囲気があります。

で、さっさとその夜は寝たのですが、丑三つ時に目が覚めた私は、温泉へ向かいました。混浴の古くかある半露天です。
すると、ここでもやってるよ・・・
女の子が「きゃっ」と小さく叫んで湯船に飛び込みました。
あの~、公共の場かつ混浴なんスけど~、と思ったのものの、「すみませんでした」という気分になり、別の露天風呂へ向かいました。

お湯につかりながら、へんに清々しい気持ちで、心の底から思いました。

両親へのプレゼントとしては大失敗な温泉だった。

こういうところもあるんだなぁ。ある意味、キング・オブ・ワイルドな温泉ですよ...
それ以来、なんとなく行きづらくて、いまだに足を運んでいません。私の心の中では幻の温泉です。
両親は、その温泉の話が出るたびにいまでも大笑いします。








テーマ : 旅の思い出
ジャンル : 旅行

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Author:なお
いいトシしてバイクの免許を取得。
相棒はDUCATI MONSTER696とHONDA solo。
バイク以外の趣味はお菓子作り。
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