桜のように散りませう

<消滅可能性>自治体半数 2040年20~39歳女性半減(毎日新聞 5月8日(木)21時29分配信 )
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140508-00000117-mai-soci

だそうです。
簡単に言うと、人口減少で2040年には、体制を維持できない自治体が出てくるよ~、ということです。
とにかく人がいなければ、収入(税金)が入らないよう、ということですね。

これを推計したのは、
「日本創成会議・人口減少問題検討分科会」(座長・増田寛也元総務相)
だそうです。
「産業界や学界の有識者らで国のあり方を議論する」ための会だそうです。

で、人口減少に対する、会の提言で気になったのが、以下の部分。

同会議は、地方の人口を吸収し大都市のみ残る国の姿を「極点社会」と呼ぶ。その防止策として、8日は正規雇用の拡大などで年収を倍増させ、25年をめどに30代後半の夫婦の合計年収を500万円に引き上げる構想を打ち出した。また男性が仕事の後に育児や家事に参加できるようにするため、残業代の割増率を今の25%から50%へ引き上げ、企業に残業を避けるよう促すべきだとした。



安倍政権の方針と真逆です。
安倍さんは、

 ・税金アップ
 ・残業代カット(ホワイトカラー・エグゼンプションの検討指示 2014/4/22)
 ・非正規雇用の拡大推進(労働者派遣法改正案を閣議決定 2014/3/11)
 ・人材の流動化推進(国家戦略特区ワーキンググループによる労働基準法や労働契約法緩和特区構想)

をしているわけです。
それは、国のお財布が赤字でやってらんね~、という国家財政を鑑みれば、しょうがないとは思います。
私達は、いままで赤字で成り立っている過剰な行政サービスに慣れ過ぎてしまいましたが、もうその時代は終わったということです。
ツケを払う時代ということですね。

だからこそ、30代の年収を500万円にするなんて案は実現不可に思えます。
私は、収入に頼らない根本的対策が必要だと考えています。
それは、「労働の意義の改革」です。

今の労働に対するモチベーションは、先日お話した話「ドーパミン☆経営論」とかぶるのですが、マズローの欲求5段階説でいうところの、

自己実現の欲求

に根本を置くことが、社会的正義とされていると思います。
先日、ご紹介した「いつかティファニーで朝食を」などのお仕事系マンガを読むと、そのあたりを感じます。
そして、先日の話「ドーパミン☆経営論」は、簡単に言うと、それを労働者に強いることで、人件費を安く上げようとする経営者が少なくない、ということです。

つまり、「オレは“自己実現の欲求”を満たす場を与えているのだから、給料は安くてもいいでしょ?」という理屈です。

こう考えると、少子化も頷けます。
マズローの欲求5段階説でいえば、「結婚、出産、子育て」は、より低次の欲求、とくにセックスは生理的欲求ということで、高次の欲求を推進する人にとっては捨て置くべき欲求になってしまうわけです。

つまるところ、

少子化は当然の帰結

なのです。

ということで、私の提案「労働の意義の改革」です。
行き止まりな日本の現状を解消して、より継続的な社会発展を望むのであれば、「人生における優先順位について仕事の位置を下げる」という社会が必要なのだと思います。
自己実現の欲求を仕事のみに求めない社会です。
基本に立ち返って、「仕事は人生のすべてではない」「仕事はただのお金を得る手段」という認識で考えてもよい、という社会です。

ま~、とは言うものの、その実現は無理でしょうがね。

【その理由1】資本主義の原則から外れる
経営者側は、より金を稼ぐ人材が欲しいわけですが、自己実現の欲求にかられた人ほど、高いコストパフォーマンスを発揮しますから優遇するのは当たり前です。

【その理由2】経済発展が一時的に足踏みする
多くの人が、生産活動ではなく、家庭(営巣)という活動に能力を割くので、一時的に見て経済発展が止まります。しかし長い目で見れば継続発展を見込めると思います。
ただ、一時的にでも経済的立場が国際的に弱くなると、今度は外国から攻められます。
いま、ベトナムが中国から実質的な攻撃をうけていますが、ああいうことが起こるわけです。
物理的攻撃でなく、経済支配という形になるでしょう。


つまり、今の日本は、

「経済発展をつづけないと外国から攻められちゃうけれど、生産人口の繁殖活動を奪うくらいにフル回転労働させることで経済を成り立たせているので、人口減少を止めることができない」

という袋小路にはまっています。
キリスト教的道徳という目に見えない制約がないこの日本において、資本主義と民主主義の限界が、世界でいち早く実現される(されている?)だろうと、私は考えています。

ちなみに、欧州などは、「休日は経済活動してはならない」とか「家庭を持たなければいけない(同性愛者が家庭を持つことも社会認識として一般化しつつある)」といった、キリスト教的道徳という強固な共有認識(制約)が、経済的主義主張を越えてあるので、継続的社会を維持できていると考えています。

さあて、あさはかな私が提案したところで、絵に描いた餅でした。
盛者必衰とも言いますし、黄昏の時代を生きていくしかないのかもしれませんね。
移民を促して(安倍首相は移民じゃないと言っているらしいですが)、国の文化が無くなるくらいなら、第二次世界大戦のときのように、このまま行きつくところまで行って、滅ぶのもまた日本人的だと思うのですけれどね。








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相棒はDUCATI MONSTER696とHONDA solo。
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