愛はおしゃれじゃない

本やマンガを読んでいると、感情移入しすぎちゃって、笑ったり泣いたりしたりする。
なので、小さいころは、母から「電車で本を読むの禁止命令」が出たりした。
いまでは随分ましになったけれど、まあ、夢中になって駅を乗り過ごしたりすることは・・・ある。

今日は、越谷オサムさんの小説「いとみち」を読み終えたのだけれど、感情移入しすぎてやっぱり泣いてしまった。
人づきあいが下手で、ドジっ子で、強烈な方言が抜けない女子高生が、エプロンドレス(メイド服)を着たいばかりに応募してしまったメイド喫茶のアルバイトを通じて成長するお話。



そんなたくさん読んでいるわけではないのだけれど、越谷オサムさんの話が好きです。
登場人物が、不器用だったり、普通だったり、変人だったり、でも愛すべき人々なのがいいなぁ、と、そう思います。

大ヒット作、「陽だまりの彼女」の主人公もそんな感じ。
主人公は鉄道好きという以外趣味もない、人の好い広告代理店の営業マン。
奥さんは下着メーカーの広報で、中学校の同級生。
お互い、初恋の相手だったのに引っ越しで離れてしまい、それから恋愛とは縁遠いまま成人し、仕事を通じて再会。駆け落ち同然で結婚してしまう。
なんでもない、でも愛おしい毎日。
だが、そんな幸せに忍び寄る影が・・・

と、まあ、こんな感じのお話なのですが、離れていた日々を埋めあうように愛し合う二人が可愛らしくて仕方がないのです。

「で、どうなのよ、新婚生活は?」
(中略)
「うーん、そうですね。やっぱり家に帰ってきたとき、彼女が鼻唄歌いながら台所で料理を作ってるのを見たりすると、一緒になってよかったなとー」
「くあーっ、いいなあ」背中をバンバン叩いてくる。痛い。
「じゃあ、あれはやった? 裸エプロン」
(中略)
「そんなAVみたいなこと、やるわけないですよ」
じつは、やった。でもそのことは黙っていよう。
(「陽だまりの彼女」より)



幸せは、テレビドラマみたいにかっこよくなくたって、おしゃれじゃなくたって、他の人から見たらバカみたいだったって、その人それぞれの形であっていい。誰にだってあっていい。
そんなお話が、なんだか最近、泣きたくなるほど心に沁みるのです。




岡村靖幸さん&小出祐介さん 「愛はおしゃれじゃない」

「もてたいぜ君にだけに いつもそればかり考えて
 もてたいぜ君にだけに WOW
 正直に告げてみたい 僕のこの震える想い
 正直に告げてみたい WOW
 愛はおしゃれじゃない 愛はおしゃれじゃない
 愛はおしゃれじゃない 愛はおしゃれじゃない ない ない」

岡村ちゃん最高!
そして、幸せ者。
若い人から愛されて、いっぱい応援してくれる人がいて。
バカみたいな幸せな曲をもっともっと歌ってほしい。









テーマ : 読んだ本。
ジャンル : 本・雑誌

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なお

Author:なお
いいトシしてバイクの免許を取得。
相棒はDUCATI MONSTER696とHONDA solo。
バイク以外の趣味はお菓子作り。
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