cars and girls

昨日、Prefab Sproutをご紹介したのでもう一曲。
「cars and girls」

「Just look at us now (quit driving)
もうクルマに現を抜かすのをやめなさい。僕らを見てごらん
Some things hurt more, much more than cars and girls
人生にはクルマや女の子よりつらいことがあるんだ」



Prefab Sproutの中心人物、paddy mcaloon(パディ・マクアルーン)はちょっと変わった人物です。
めちゃくちゃアメリカ文化に憧れるスコットランド人。
ロックンロールやソウルミュージックに影響されながら、なのに、完全にそれに染まることができない。
普通、ロック分野で「クルマと女の子」なんてタイトルの曲を作るなら、刹那的な快楽を享受するアウトローの歌になるんですけど、彼はそれが書けない。
不良的な音楽に憧れても、歌詞はお説教じみてしまいます。

なぜなら、彼は神学校に通ったほどの敬虔なカトリックだから。
昨日の「Electric Guitars」といい、彼の一番のヒット曲「The King of Rock 'N' Roll 」といい、ロックへの憧れ全開なのにそれに染まりきれない。
その反目する魂が、切ないメロディを生み出しているのだと思います。

スコットランドとはいえ、大英帝国のカトリックは少数派です。
その中で自分を保つために、彼は強く自分の心を縛って生きてきたのではないかと思います。
でも、逆に、その中で彼はその独自性をどうにかしようとも思わないようになったのでしょう。
ただひたすらに、現実ではなく、自分の心の中にあるアメリカを目指しました。
結果として、彼は日本では有名ではないものの「最高のソングライター」という称号を得ました。
とはいえ、実は、日本でも、多くのミュージシャンがPrefab Sproutの影響を受けています。(あのユーミンでさえもまんまの曲を作っています。彼女がファンであることを公言する数少ないミュージシャンです)

自分がなにかになるために、模倣は大切ですが、それだけではだめだ、ということだと思います。

「では聞くが 貴様 自分の最高傑作にそれができるか?
 それができる者こそ 超一流(プリマ・クラッセ)と呼ばれるのだ!
 なぜだ?
 それは最高傑作が生まれた瞬間に“次”が見えるからだ!
 凡人から見ればヒュートランは欠陥品で失敗作だ
 だが 超一流のファティマだ
 桜子・・・バランシェ公を目指していると二流で終わるぞ 自分だけを追え!」
永野護さん「ファイブスター物語」より









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相棒はDUCATI MONSTER696とHONDA solo。
バイク以外の趣味はお菓子作り。
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