自己流メンタルトレーニング

スポーツや芸術に限らず、パフォーマーがその力をフルに発揮するという「ゾーン(Zone)」とか「フロー(Flow)」と言われる心理状態について考えたいと思います。
ただ、この「ゾーン」だの「フロー」だのって、存在するらしいということが認識されている程度で、まだはっきりと定義されていなくて、説明する人によって、それぞれ別のものを指しているようにも思えます。
なので、とにかく「自分ができる最大限のパフォーマンスをするためにはどのような心理状態が良いのか」という観点から、あくまでも私の考えということで整理してみることにします。

まず、トレーニングとはどういうことでしょう?
私は、「判断と運動の最適化」をするために、「無意識にパターンを刷り込む」ことだと考えています。

つぎに、無意識とは何ぞや?を考えます。
この無意識も定義があいまいなところがあるようですが、とりあえず、いまは以下のようなものであると考えます。

人間は、全ての行動や思考を有意識で行っていません。
全てを有意識で行っていると、生活していく上で効率がよくないので、パソコンのオペレーションシステム(OS)のように、一定の運動や思考をパターンにすることで最適化するのです。
これが無意識です。
無意識こそ、その人の個性を形作るものだといって過言ではありません。

ちなみに年をとって「頭が固くなる」と言いますよね。
これは、年と取ったことでOSの書き換え(非常に難しい)による大きな消耗を回避するための防衛本能によるものだと考えられます。
また、子供がやたら無駄なことをするのは、OSがまだ形成されていないので、いろいろと試している段階だからだと考えられます。

具体的な例をあげます。
毎日の通勤や通学で、駅まで歩くとします。
よほど目的がない限り、毎日ルートを考えませんよね。
そして何度も同じルートを歩いているうちに、ほとんど無意識で足を運べるようになります。
もしかしたら、家から駅までに考えたこと、見たことを覚えていないかもしれません。
これは、なんども繰り返した、つまりトレーニングしたことで、無意識にその行動が刷り込まれ、考えなくても駅までたどりつけるようになったのです。

つぎに無意識に刷り込んだ最適な運動・思考パターンを呼び出すにはどうしたらよいか?
有意識で、それを再現することはできません。
そこで、ある事象に対して自分の最大効率で判断・行動できる心理状態へ意識的に持って行く必要が生じます。
この究極の心理状態がゾーンというものなのでしょう。
私は、一種の催眠だろうと思っています。

催眠は、奇術のようなものと誤解されているようですが、誰にも普通にある心理状態です。
先ほどの、家から駅まで歩くのもその状態と言えます。
一番よく言われるのは、電車の中で寝る、というものです。
寝ているはずなのに目的の駅で目が覚めるのは不思議だと思いませんか?
また、本気で寝てしまって駅を寝過ごしているのと、違う状態だと思いませんか?
実は、寝ているようで寝ていないという、あれこそ有意識より無意識優位の状態なのだろうと言われています。
アスリートがゾーン状態で結果を出したとき、「自分がしたことを覚えていない」という人がいらっしゃるそうですが、それとも合致します。

催眠は、ある程度の緊張状態でもあります。
例えば電車の中は、人間にとって、他人に入ってきてほしくない領域まで接近しなくてはならないという、心理的には緊張状態にある空間なのです。
それを精神的に回避したいがために、催眠に入りやすくなるのだと思われます。

ゾーンとまではいかないのかもしれませんが、催眠とは実はめずらしい現象ではなく、実は誰にでもあるものなのです。
ただ、意識してその状態になるのが難しい、とくにプレッシャーがかかる状態で、ということなのだと思います。

そこで、私は、普段ヨガっぽいストレッチで、「ゾーンとは言えないまでも、まあ良いメンタルコンディションなんじゃないかな?」という状態を認識し、その状態でバイクに乗ることで、練習として走ったりしています。
妹がヨガのインストラクターをしていたのが幸いしています。
できるかぎり自分が理想とするメンタルコンディションで練習することで、無意識にも刷り込みやすいんじゃないかと思うのです。
走る前のストレッチはもちろん柔軟体操なのですが、別の意味として、メンタルコンディションの調整も兼ねているわけです。

そして、その状態で走ることで、闇雲のに速く走るよりも、タイヤやサスペンションの状況を感じ取ろうとしたり、フォーム、ブレーキングポイント、リリースポイント、ライン、クリッピングポイントなどを狙ってみたりすることで、スキルアップを狙っています。
いまのところ、効果があるような気がします。とくに先日、サーキットを走ってそう思いました。
ただ、競技とかやっているわけではないので、プレッシャーがかかる場面でのメンタルコンディションの維持まで至っておらず、パフォーマンスとして結果を、い「見える化」できていないので、あくまでも印象なのですが。

以上、私の考えるパフォーマンス用メンタルの考え方とトレーニングなのですが、あくまで独自の考えで、自分の頭の中の整理用なので、インチキ程度に捉えてください。






テーマ : 日々のつれづれ
ジャンル : 日記

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なお

Author:なお
いいトシしてバイクの免許を取得。
相棒はDUCATI MONSTER696とHONDA solo。
バイク以外の趣味はお菓子作り。
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