カエル男と踊る話

気がつくと、視界が長方形に区切られていた。
そうだ、着ぐるみを着るアルバイトをしていたんだっけ。
今は休憩中で、着ぐるみの前面につけらた扉が開いてるというわけ。
煙草を喫もうと思いつく。普段はやらないが、こんなとき煙草でも喫んでないとやってらない。
しかし、本来手があるべきとろには、黄色い羽しかないのだった。
そうだった。私はでかくて黄色い鳥になっているのだ。

すると、火がついた煙草を持った水かきがついている緑色の手が視界に入ってきて、私の口にそれをつっこんでくれた。
大きく吸い込んでふーっと煙を吐くと、着ぐるみの中は紫煙だらけになり、外が見づらくなる。
煙が晴れてくると、緑の手の主が見えた。
カエルだった。
着ぐるみじゃない。その口に煙草をくわえた、大きなカエル人間だった。ジェレミー・フィッシャーどんみたいな。
私は、煙草を口にくわえたままで、着ぐるみの扉の縁に煙草をぽんぽんと打ちつけて灰を払った。

「どうした相棒?不景気な顔をして」カエル男は言った。
「いや、その・・・その・・・ちょっと考え事をしていてね」と私は言った。
「人生にはいろいろあるさ。でもな、俺たちの仕事にその顔は似合わない。そろそろ時間だ」
「そうだな。忘れていたよ」
「よし、今日、仕事が終わったらいつものパブに寄ろうじゃないか」
「ああ、ありがとう。行こう」
「そうだ。その笑顔だ。忘れるな。さあ行こう相棒!」カエル男は立ち上がり、私の煙草をとってもみ消すと、満面の笑みでサムアップし、私の着ぐるみの扉を閉じた。
私も立ち上がった。
ステージの時間だ。扉の向が開くと歓声と光が溢れた・・・・



というところで今朝、目が覚めたのですが、どうぞお願いですから夢診断とかしないでください。







テーマ : 日々のつれづれ
ジャンル : 日記

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なお

Author:なお
いいトシしてバイクの免許を取得。
相棒はDUCATI MONSTER696とHONDA solo。
バイク以外の趣味はお菓子作り。
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