セカオワとゲスキワ

以下、Twitterから。


いやあ、それって今に始まったことじゃないですよね。
第一、大多数の人って、音楽の深いところまで意識して聞いていますかね?
ざっくりとしか聞いていないと思うのです。
だって、私もハーモニー感とかないし。たとえば「このメロディの3度上を歌って」って言われて、すぐに歌える人は、日本人100人のうち何人いるんでしょうね?
実は、ほとんどの人が音楽のことなんて、深く理解できてはいないんですよ。
分かるようになるには、子供の頃からクラシックの世界を目指すような習練が必要だろうと思います。
でも、それがないから悪いだなんて、私はちっとも思っていません。

そう言う意味で、SEKAI NO OWARIはすごいなって思っています。
上の〈あなたがそのアーティストを好きな理由〉を全てクリアしています。
先日、バラエティ番組に出てたし、トヨタのCMかな、とにかくクルマのCMに出ていました。
そういうのって、自分たちのキャラクターと世界観をしっかりと何年もかけて創りあげてきたからであって、それってきっと尋常ならざる努力ですよ。
ライブハウスをつくったとか、バンドメンバーみんなで同居しているとか、そういう話題性、物語性も含めて。

それに曲だって親しみやすくそつがなく、世界観もファンタジックで前向きで良いではないですか。
そういう曲を外れなく出し続けているからこそ、バンドメンバーそのものがCMにも採用されるわけであって、それって「スター」にとって重要な要素です。

SEKAI NO OWARI「スターライトパレード」



さて、一方で、気になっているのが「ゲスの極み乙女。」。
「SEKAI NO OWARI」というバンド名も毒がありますが、それを上回るインパクト。

私が感じるゲスキワの魅力って、
 1.仕掛けだらけで刺激に溢れた曲
 2.それを支えるメンバーの演奏力
 3.ボーカルのひりひりした声
だと思っています。

とくに曲はトリッキー。
パートごとに曲調が変わるし仕掛けが多いです。
でも、それを聞かせてしまう工夫と、メンバーの演奏力が光ります。
こういう曲って、ドラム&ベースのリズム隊がしっかりしてないと聞けないのですが、特にベースの方がドラムを生かしつつ、バンドとして音数の少なさで勝負するためにキーボードを生かしたプレイをしていて、かっこいいと思います。

ゲスの極み乙女。「猟奇的なキスを私にして」

この曲はテレビドラマのテーマ曲用につくられたようで、他の曲に比べて親しみやすいと思います。
まずサビ、しかも曲タイトルの歌詞から入ります。
3拍の裏から入ってますかね?

「りょう(き)て(き)な(き)すを(わ)た(し)に(し)て」

アクセントのところで、「き」と「し」が並んでいます。
「き」は裏拍、「し」は表拍かな?
さ行って聞こえづらいのですが、アクセントにもってくるとで逆に強くなっている気がします。
こってるでしょう?冒頭からこれはインパクト絶大ですよね。
しかも、これが本当のサビじゃないんですよ。
最後にエンディングを兼ねたクライマックスがあるという構成になっています。
こんな感じで曲作りについて、感心しちゃうのです。

ただ、こういうトリッキーな曲づくりで特徴を出しているバンドの弱点って、ネタが尽きてしまうところだろうと思うのですが、実は、ボーカルの川谷さんは、もともと別のバンドをやっていてて今も継続中なのでした。

indigo la End「白いマフラー」

スタンダードな曲作りです。
すごく良い曲だし。

方向性でバンドを変えていたのですね。
一方でセカオワは、「ドラゴンナイト」や「炎と森のカーニバル」 の音源を聞くと、メンバーの演奏スキルに頼らないアレンジで曲づくりの幅を広げている気がします。
どっちが正解だなんてなくて、どっちも正解なのです。
なんだか、いつの時代も、「音楽は終わった」とか言って、若い人を否定する人がいるけど、私は、その時代にその時代の子どもたちが新鮮に聞こえるなら、それでいいと思っていますし、いまだにロックポップ界に飽きが来ません。
それどころか、J-POPは本当に進化しつづけるな、と感心しています。
言語の関係で、リズムに傾くしかなかった洋楽と比べると、メロディを生かすことができる日本語がよかったのかもしれませんね。







テーマ : 日々のつれづれ
ジャンル : 日記

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

なお

Author:なお
いいトシしてバイクの免許を取得。
相棒はDUCATI MONSTER696とHONDA solo。
バイク以外の趣味はお菓子作り。
MtXです。

Twitter on FC2
カテゴリ
検索フォーム
リンク
月別アーカイブ
広告1
広告2