飛翔と機能の美学

150213エンジンと飛行機
ああ、無駄遣いをしてしまいました。
模型雑誌「Scale Aviation 3月号 特集:『紅の豚』の世界」と、「世界の傑作戦闘機とレシプロエンジン」。




150213エンジンと飛行機
1930年代のイタリアの水上機/飛行艇の色っぽさは、なにかおかしいとすら思います。
それは、フェラーリをはじめとするエキゾチックカーや、DUCATIやMVアグスタ、ビモータといったプレミアムなモーターサイクルに受け継がれている気がします。
DUCATIはもはやプレミアムとは呼べないかも、という気がしますが、デザインという点でのパニガーレの影響力を見ていると、やっぱりデザイン面で他社をリードしていると思います。
うちの子も発表された時は衝撃だったもんな。

150213エンジンと飛行機
一方、エンジン雑誌は内部がもうね、あれでしてね、鼻血ものですね。
これは、BMW801 空冷二重星型14気筒エンジン。フォッケウルフFw190に搭載されたものです。
後のBMWのモーターサイクルにも通じるシリンダーヘッドの冷却フィンの造形にうっとり。
空冷エンジンは当時既に枯れた技術となっていて、その完成された構造美は素晴らしいものがあります。

150213エンジンと飛行機
イギリスはロールスロイス製マーリン。
このエンジンの大事な部分である過給機と吸入気クーラーの紹介。
気密性を保持するためにボルトだらけ。

機械の機能美とか構造美って好きです。
そこにデザインという一抹の無駄が入ってると最高。そのバランスが大事。
最近のエンジンまでカバーで覆ってあるクルマはダメ。
でもバイクってそういう楽しみ方ができる、身近にある数少ない乗り物のひとつだと思います。
数字とか難しいことは分からないけれど、美術品とか工芸品みたいな楽しみ方があってもいいです・・・よね?(こういうことを言うと、いじめてくる人がいるので恐る恐る)
ああ、うちの子も一度ばらばらにしてきれいにできたら、どんなに素敵だろう。

「ああ、人間たちはみんな馬鹿だ。
この飛行機の、この美しさを見ろ。
この翼を見ろ。
これに比べたら、すべてが醜い。
愛なんて、錆のようなものだ。
それが、綺麗な営みだと、錆が思い込んでいるだけ。」

「どんなメカニックでも同じ。ただ、綺麗なボディを被り、見えなくしているだけ。車はみんなそうだ。メタリックの塗装で光り輝いている。銀のモールドがぴかぴかだ。シートはソファと同じくらいふかふかで。木目のダッシュボードは額縁みたいにつるつる。スピーカからは楽しい音楽が流れ出る。楽しさと綺麗さで、シャーシの重さと黒さを隠している。肝心のメカニズムは見えないようになっている。
飛行機にはこれがない。
飛ぶために余分なものは載せられないからだ。」

森博嗣さん「クレイドゥ・ザ・スカイ」










テーマ : 日々のつれづれ
ジャンル : 日記

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いいトシしてバイクの免許を取得。
相棒はDUCATI MONSTER696とHONDA solo。
バイク以外の趣味はお菓子作り。
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