「ばくおん!!」6巻が胸熱だった件

天気予報では前日まで雨の予報だったのに、予想外に天気がよくなった日曜日でした。
雨だと思っていたので、玄関のワックスの塗り直しを予定していたのですが、急きょ変更。
ひさしぶりに朝からM696を引っ張り出しました。

4月から新しい仕事について疲れていたり、先日思い立って京都へ行ってきたのでお金がなかったりで、乗る機会を逸していたのですが、無理にでも乗ってみるとやっぱり良いものです。いつもの場所にはいつもの皆がいてくれますし、疲れが吹き飛んだ感じがします。

さて、そこで、Kさんがおりもとみまなさん作「ばくおん!!」の6巻を貸してくれました。まだ買ってなかったんですよね。

「ばくおん!!」はバイクあるあるネタと、パロディ満載のギャグマンガです。
バイクに乗らない人でも笑えるのがすごいところ。

<以下ネタバレあります>
いやぁ、6巻で個人的に胸が熱くなる話がありました。
40話で、お金持ちのお嬢様、聖ちゃんの面倒をみるおじいちゃん執事、早川光さん(笑)が若くなる話。しかもなぜかメイド服の女の子。
若くなって少し調子に乗ってしまった早川さんは、聖ちゃんの危機に気づくのに遅れてしまいます。
愛車のDUCATI 750SSを爆走させて(しかもサイドカ―を緊急パージするという男のロマン的演出付で)急行する早川さんは自分に言い聞かせます。

「すぐムキになって すぐ意地を張って!!! あげくは目の前の一番大事なものを見失う!!! そんなとこまで若返らなくていいんだよ!!!」

若さを求めて、意地を張って、家族を捨てて、200km/hオーバーの公道バトルに命を懸ける「バイク乗りのバイブル」と呼ばれる某マンガに共感できなかった私としては、胸熱な台詞でした。
これを説得力がある形で言ってくれたバイクマンガを私は他に知らないです。
一色登希彦さんにもそういう作品があったのですが、一色さんの作品はどうも青臭さがあって素直になれなかったのです。「ばくおん!!」は奇想天外なギャグマンガだからこそ出た説得力なのだと思います。
そう言う意味で、おりもと先生の演出は巧みだったと思います。ほんとうにすごい。
この後、老人に戻った早川さんの台詞はマンガでぜひご覧ください。

さて
、「ばくおん!!」はこの巻で完結、ということで、最後のエピソードとしてバイクの無い並行世界に主人公が迷い込んでしまうという話があります。
でも、実際のところ、私、大型バイクが公道を走っても良いとされている今の社会が奇跡だと思っているのです。
なぜなら、今の大型バイクは交通ルールの枠に収まりきらない性能を持ち、その力を開放すれば危険度が増すのは確かなことです。
実際、二輪走行不可とされてしまった観光地の道はいくつもり、そしてメーカーの主はな市場は海外となり、公道以外における競技と営業利用以外の大型バイク使用が禁止される未来もあり得ない話ではないと思うのです。
さらに、電気をエネルギー源とした機関の実用化に伴い、内燃機関もそろそろ終わりになるだろうと思います。

内燃機関でないバイク・・・悪くないのだろうけれど、なにか寂しい気がします。
困ったことに、危険がなさすぎてスマートすぎる世界では息苦しいのが人間というものなのでしょう。
だから、おバカなところと難しいけれど適度な自制、これをなんとか両立させて、長くバイクに乗りたいと、「ばくおん」を読んで思いました。

とにかく自分の中でバイクマンガは「ばくおん!!」が一等賞だと思います。
おりもとみまなさん万歳!
もちろん自分でも買いますよ~。




【追記】
勝手に私が完結と勘違いしてたみたいで、まだ連載中みたいです。
申し訳ありませんでした。

テーマ : 漫画の感想
ジャンル : アニメ・コミック

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No title

えっ?
ばくおん終わりなんですかね。
最終ってどこにも書いてなかったような

Re: No title

おや!私は完結って友人から聞いて、「完」の文字にすっかりそうなんだと思ったのですが、よく見てみると「6巻の完」っていう意味?
プロフィール

なお

Author:なお
いいトシしてバイクの免許を取得。
相棒はDUCATI MONSTER696とHONDA solo。
バイク以外の趣味はお菓子作り。
MtXです。

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