空想メカの脱出機能に合理性を感じるとめちゃくちゃ萌える

こんばんは。変態です。
さて、先日、パージというロマンについて語らせていただきましたが、今回はそれに関連して、空想メカの脱出機能について語りたいと思います。
パージ、とはちょっと違うんですけど、メカの一部を捨てるという点では似ています。

150701脱出機能と合理性
「超時空要塞マクロス」のVF-1バルキリー。3段変形で世間を驚かしたロボットです。
これ、ものすごく合理的な設計がされていて驚きます。
変形って、はっきり言って無駄機能で、現実世界ではほとんどない機能です。
どうしてもデッドウェイトが発生しますし。
あることにはあったんよ、車輪とキャタピラを可変的に使い分ける戦車とか・・・

しかし、このバルキリーはできるだけどのあたりの無駄を省こうとした努力がうかがえます。
たとえばロボット形態の頭部は、センサーユニットとレーザー砲として変形しても機能しています。
主砲の手持ちガンユニットも同じくです。
無駄がゼロとは言えませんが、当時としては画期的でした。

150701脱出機能と合理性
それは細かいところにもあって、たとえば、機首部分は取り外せて、帰還不能に陥った時の生命維持ポッドとして機能します。(射出シートもあり)
しかも、特筆したいのは、それが僚機のロボットの腕に装着可能で、しかも変形機能を阻害しないことです。

他にも感心するデザインが随所にあります。
アポジモーター(姿勢制御スラスター)噴出孔と係留フックが兼ねていたり、小型マニピュレーターがあったり、ベクタードノズル、グラスコクピット、サイドスティック、アニメーションによるユーザーインターフェイス・・・などなど、細部デザインの宮武一貴氏の先見の明が光っていました。(全体は河森正治氏)

150701脱出機能と合理性
脱出機能で印象に残っているのは、「ふしぎの海のナディア」の万能潜水艦ノーチラス号です。
ノーチラス号が完全敗北、大破して機能不全に陥ったとき、乗組員を救ったのは、メインブロックと呼ばれる指揮区画がまるごとはずれて緊急脱出する機能でした。
戦闘ブロックと呼ばれる他の区画は敵の目を欺くために自爆。脱出艇を兼ねる船長室は主人公である子供たちを脱出させるために使われました。
というのは、折り畳み式のスタビライザーらしきものはついていましたが、このメインブロックに推進機能はないようなのです。
乗組員は海流を捕まえて戦域を脱出したようです。
これは作品の演出勝ちですね。
庵野監督のメカ演出は実に秀でていると思います。

150701脱出機能と合理性
脱出機能としては、「機動戦士ガンダム」にもコアファイターなるものが出てきました。
もともと脱出機能なんだろうけれど、実際は万能コクピットユニットおよび単独戦闘機としても使われていましたね。
まあこれもおもちゃ販売ギミックの無駄機能なんだけど、これがないと最終回が成り立たないからな~。
試作機であるガンダムの運用データを回収するため、パイロットが死んでも自動で帰還する仕組みになっていたようです。
アムロが最終回で擱座したガンダムを見つけて「まだ助かる」とつぶやいたのは、コアファイターが自動帰還していなかたからでしょう。

それにしても、スラスターに武装とデッドウェイトが炸裂しています。

150701脱出機能と合理性
その点、Vガンダムになるとそのあたりはかなり改善してきます。
コアファイターでも頭部センサーユニットおよび機関砲が使えますし、スラスターはモビルスーツとなっても共用しています。

ただ、いずれの歴代コアファイターも残念なのがスケール感。
パイロットの大きさと、モビルスーツの設定上の身長が一致しないのです。
これは、シド・ミード氏によるターンAガンダムですらそうなので、病としか言いようがありません。

150701脱出機能と合理性
現実世界の戦闘機には射出座席があります。
これはひどい事故ですね、エアショーで観客のいるところに墜落するミグ29。
パイロットは最後まで観客席に落ちないようコントロールしようとしたのでしょうか。地上激突寸前で脱出しています。
射出座席は地上から発射してもパラシュート展開高度までシートを持ち上げるようにできています。
皮肉にもソ連製射出座席の優秀性がわかる写真です。
現実世界で脱出機能に許されるデッドウェイトはこれくらいです。

というわけで、空想メカにも細かい合理性を求めたいワタクシなのでした。

テーマ : 日々のつれづれ
ジャンル : 日記

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相棒はDUCATI MONSTER696とHONDA solo。
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