例のグラフィックデザイナー/アートディレクターの件

グラフィックデザイナー/アートディレクターである佐野研二郎氏の一連の問題。
わたしもちょっとだけグラフィックデザインをやっていた(仕事としても)ことがあるので、同情する。

サントリーの件は、アートディレクターとして管理ミスということになるのだろうけど、この世に氾濫する“デザイン”を完全に把握検証するなんて無理だと思う。
東山動植物園のロゴの一部がコスタリカ博物館のロゴと一致している↓とか、私に云わせると言いがかりだよ、とも思う。
http://bylines.news.yahoo.co.jp/kandatoshiaki/20150815-00048517/
一部を「参考」にするのもダメだ、なんて言われたたらデザイナーなんてやってられない。
第一、バランスのとれた「形」というのは、人間の美意識の最大公約数的なものだから、シンプルであればあるほど収斂してしまう。似たりよったりになるということはどうしても避けられない。
じゃあ複雑な形だけのもので構成されたグラフィックデザインだけになったら?
疲れますよ、世の中。本当に。

この一連の騒動は、オリンピックの件からはじまって、ネット住民の悪意による「重箱の隅つつき」なのだろうけれど、私が一番懸念するのは、若くて才能あるデザイナーやアートディレクターが、「大きな仕事なんてやるもんじゃない」と思うことだ。
というか、既に思っているはず。

デザインにおける「オリジナリティ」という社会認識の幼さが、この一連の騒動の底にあると思う。(※)
前にも書いたけれど、義務教育の学校の授業で「デザイン」を取り入れるべきなのではないでしょうか。


※「相手のデザイナーはそんなのわかってるのになぜ盗用だとクレームをつけるのか?」という方がいらっしゃると思いますが、「パクられた」と言い出すデザイナーは利益と名声の問題が出るから、有利な立場になればなるほど言いがかりはつけるものです。外国ならなおさら。

テーマ : 日々のつれづれ
ジャンル : 日記

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