「ガルパンはいいぞ」の裏側(劇場版「ガールズ&パンツァー」の感想)

「ガールズ&パンツァー」というアニメがありまして(なしてタイトルに英語とドイツ語が混ざってるのか?)、それの劇場版を観に行くひとが周りに多数。
それだけではなく、何度も見に行く人が・・・。
劇場版が4DXだの、重低音版だの形を変え再上映が繰り返され、もう数か月。
おまけになんと、池上遼一せンせい(御年71歳)までもがハマるというありさま。
これはもはや社会現象なのではないかと思うのですが、それを語るマスコミはありません。
なにせ実在した戦車(実際には戦車の形をした謎マシン)が多数出てきますからね。「けしからん」というわけにもいかないですし。

しかも、その熱烈なファンである「ガルパンおじさん」たちは、その魅力を言葉にしないのです。
ただ、「ガルパンはいいぞ」と言うだけなのです。

みんな大人なんだからちゃんと言語化してよ!
と、思い、私はその魅力を探るべく、4DX版を見てまいりました。

【理屈で観ちゃダメ】
まずはっきり言えるのは、理屈で観ちゃダメだということです。
設定も演出もどこからつっこんでいいのかわかりません。
あんな動くIV号戦車があったならば、ナチスはきっと連合軍に勝っていたさ。
しかし10分もすればもう理屈は忘れます。
無抵抗になります。「あーそーゆーものなんだー」という感じで。

【萌えアニメではない、のかも】
女の子しか出てこないと言って過言ではありません。
男は敵か役立たないかモブだけです。
でも、萌えアニメかというとそうじゃないのではないかと思いました。
まあ、お決まりのサービスシーンはありますが、「仕方ねーから入れてやったよ」的なあっさり感。
これは意外でした。

【バトルアニメでした】
内容は、ほとんどひたすらに戦車戦(っぽいなにか)です。
戦車戦と言っても、「戦車道」なるスポーツとして、女子高生が試合をするのです。
しかも、「主人公の窮地にかつて戦った試合相手が駆けつける」とか「かつていがみ合っていた主人公姉妹がコンビネーションプレイで敵に勝利する」と言ったお約束な演出で。

【なぜ女子でなきゃだめなのか?】
BL(Boys Love)と呼ばれる、男子同志の恋愛をモチーフにしたエロコンテンツを愛でる女子は昔からいます。
これはなぜ男でなきゃだめなのかというと、自分の欲望を自分に当てはめるのに抵抗がある(社会的に、自己防衛思考的に)からだと考えています。現代ではこじらせまくってエライことになっていますが。

ガルパンもBLと同じなのではないかと思います。
兵器とか好きなのは社会的によろしくない。そんなマニアになる気もない。戦争は嫌だけど、本当はちょっと戦車の爆音とか撃ちあうのとか見てみたい。
そんな欲望が反映されたものなんじゃないでしょうか。
おまけに「女の子が試合で兵器を使うなら平和的だよね」みたいな男子の幻想の香りが・・・。
女の子だから平和的というのは、男子の幻想であってですね。
でも確かに男の子だったら話が生臭くなるでしょうかねぇ。

なんだかBL同様、「男と女の間には~♪深くて暗い 川がある~♪」みたいなことを考えずにはいられません。

でも、だからこそ、ガルパンおじさん達は「ガルパンはいいぞ」だけで済ませちゃうしかないんじゃないでしょうか。
そう思いました。
社会的モラルの向上によってこじらせまくった戦闘への本能の発露なのではないかと。
むしろ優しい人だからこそ、格闘技とかに走らずにこういう風にこじらせちゃうのではないかと。

そんな風に思ったのです。

でも、私ももう一回みたいです。
(ネタがいっぱい仕込まれてて追い切れない)

テーマ : 日々のつれづれ
ジャンル : 日記

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なお

Author:なお
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相棒はDUCATI MONSTER696とHONDA solo。
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