富野アニメに見るメカを語るすごい台詞の件

昨日、仕事でニコンのフルサイズの一眼レフカメラを使いました。
いやもう素晴らしい画質で、マイクロフォーサーズなんてメじゃないな、と。レンズもそこそこのだからなんだろうけれど。
その感想を同僚に「すごいパワー」と伝えたら、「珍しい表現」と言われました。
ん~、そうかぁ。確かにそうかも。「パワー」って総合力という意味あいで使ったのだけれど。

そこで思い出したのが、「機動戦士ガンダム」で有名なアニメ監督、富野由悠季氏。
氏の作品って、メカの解説台詞が独特なんですよ。

「すごい、5倍以上のエネルギーゲインがある」アムロ(機動戦士ガンダム)

何に対して5倍?
エネルギーゲインってどこへの?核融合炉からジェネレーターへの?
という疑問を感じさせつつ「なんだかすごい」感のある台詞回しがとてもお上手なのです。

他にも

「おおっ、 この音は16気筒か!?」ジロン(戦闘メカ ザブングル)
「何てパワーなの!アクセルの感じがぜんぜん分かんないわ。ハンドルも敏感でさ」ラグ(戦闘メカ ザブングル)
「使い込まれてて軽い 気に入ったわ」マーベル(聖戦士ダンバイン)
「ダンバインの動き、性能表とは違うぞ!」ジェリル(聖戦士ダンバイン)

という、「なんだかすごい」感が炸裂しています。

そして究極の名台詞

「すごいよこのターンX さすがはターンAのお兄さん!」ギンガナム(ターンAガンダム)

このインパクト!

このほかで印象的に残っているのが、富野氏による小説版のZガンダムで、クワトロ・バジーナことシャアが、はじめてリック・ディアスに乗るときのエピソード。
地球連邦軍に潜伏して一般のジムIIやハイザックにしか乗れなかったシャアは、エウーゴに参加することで新鋭機、リック・ディアスを与えられます。そしてテストでその性能を独り楽しむ、というシーンが出てくるんです。

これでわかるんですが、富野氏は「マシンとの対話」を重視しているんですね。
言葉にすれば恥ずかしい台詞になりがちなところを、想像の斜め上行く表現でくるので、逆にすっと入ってくるんです。

これが最近のアニメにも映画にもない。
アニメでも「すごいパワー」とかそんな安っぽい台詞で済まされちゃって、つまんないんですよ。
この前見た「ガールズ&パンツァー」でも、主人公らが戦車を大事にしている描写はあるんですけど、マシンとの対話みたいなのは無いんですよね。

ライダーにはわかってもらえると思うのですが、そういうロマン、最近、ないですよねぇ。
そういうロマン、復活してくれないですかねぇ。(遠くを見つめる目)

テーマ : アニメ・感想
ジャンル : アニメ・コミック

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