習作だけにシュークリー・・・いや、なんでもないんだ・・・

昨日の話になります。
思い立って、シュー生地を焼いてみました。
いつもより硬くて、小型にして食べやすく・・・
シュー生地はツンデレキャラなので、水分(卵)を入れるのを慎重に。デレ具合を調整。
実験と練習だったから飾りもしてないのですが、想像以上にうまくいき、クリームも作ることに。

クレーム パティシエール、すなわちカスタードクリームです。
こうやってラップを密着させて冷ましますと、水分が蒸発で抜けず、結露もしません。
これをできるだけ早く冷やします。(私は冷却材を鍋の下に敷きました)

クレーム パティシエールが十分に冷めたら、こんどはクレーム シャンティ、すなわちホイップクリームをつくって・・・

投入!

混ぜたのがこちら。クレーム レジェールと呼びます。
クレーム パティシエールにバターを入れるレシピ(クレーム ムースリーヌ)もあるのですが、それはシュー生地には重い気がしまして、わたくしはクレーム レジェールが好きです。
久々の割にはうまくいったじゃない。
バニラビーンズがなかったからバニラエッセンスで香りをつけたのですけど。

充填したらできあがり。
う~む、ちょっと焼きが甘かったかな。
推測すると、生地が硬めで厚い分、もっと焼く必要があったんだ。
練習と実験の割にはうまい。うむ。
高温多湿の日本の夏はフランス菓子に合いません。
焼き上げた生地はすぐに湿気ちゃうし、クレーム パティシエールは食中毒の原因になりやすいし(冷やすと常温にしたとき結露で生地が湿気ちゃうのだ)、バターの可塑性を利用したパイやタルトは作りづらいし(つくりません)。
でも、がんばればつくりたてのパリッとした生地を食べていただけるのが、アマチュアの醍醐味ですね。
もらってくれた皆様に感謝です。