「さあ 一緒に人生を棒に振りましょう」

岡井ハルコさんの「江の島ワイキキ食堂」というマンガの台詞を急に思い出す。
猫マンガなんだけど。

今、手元に本がないのでうろ覚えであらすじを。
ある男性タレントとマネージャーの話。
タレントは美貌だけが持ち味で、本当の彼の良さは評価されることもなく、そろそろ世間から飽きられはじめている。
本人は決して馬鹿ではなく、周囲が冷たくなってきているのを感じている。
一方、マネージャーは大学を辞めて、押しかけマネージャーになった変わり者で、実にさえない。失敗ばかり。
でも彼だけが、そのタレントの良いところを知っている。彼の本当のやさしさを。
そんなマネージャーに、タレントは「お前ももうオレを見限れよ」みたいな愚痴をこぼす。
その上で、マネージャーがタレントに向かって最後に言うのがこの台詞。

「さあ 一緒に人生を棒に振りましょう」

驚いた。
なんて台詞だって思った。
人生ってうまくやるためにあるのだと思っていた。


人間、負けると分かっていてもやらなきゃいけないことがあるのだと思う。
私にも最近そんなことがあった。
見事な負けっぷりだった。
とても悲しかったけれど、今になってひとつだけ分かった。
自分はどうしようもない小心者だと思っていたけれど、本当の「好き」のためなら、私は、まだ、勝てない戦いに立ち向かうことができたのだ。

それが分かっただけでもよかった。
だからきっとまだ私は生きていけると思うし、もっともっと前に進みたい。


「僕の未来に光などなくても
 誰かが僕のことをどこかで笑っていても
 君の明日が醜く歪んでも
 僕らが二度と純粋を手に入れられなくても
 夜空に光る 黄金の月などなくても」
スガシカオさん「黄金の月」

テーマ : 日々のつれづれ
ジャンル : 日記

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相棒はDUCATI MONSTER696とHONDA solo。
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