ミミズとペ○ス(静水力学的骨格)

昨日、ミミズのお話しをしましたが、気になってしまいまして、ネットで検索していろいろと調べたところ、彼らの体の構造について静水力学的骨格(hydrostatic skeleton)という概念が適用されるものと知りました。(静水力学的骨格自体は無脊椎動物ではよくあるものです)

彼らの体の中心には身体を貫く消化器官が走っています。
それの両脇に沿って体腔と呼ばれる器官が走っています。
この体腔は体腔液に満たされ、物質の循環の役割も果たしているようです。

しかし、ここで注目したいのが、この体腔が骨格の機能を有していることです。
体腔液の静水圧(動きのない液体が持つ圧力)を利用することで、無脊椎動物でありながらに土を掘り進む強度をその体に与えているのだそうです。
http://blog.goo.ne.jp/nobuharu-iwahori/e/9abe08ac51ad0af95217a1e215024d38

この体腔は伸縮性を持つフレーム(補助骨格と言えるでしょうか)となる繊維性たんぱく質と筋肉で覆われているらしいです。
筋肉が締まればその部分が伸びるし、緩めば縮みます。体毛をスパイクとすることで移動できますし、左右の体腔の伸縮率を変えれば、向きを変えることもできます。
流体を骨として利用するという、我々には馴染みの薄い概念ですが、組織を支え、力を伝えるものであれば、生物学的には「骨」なのです。


ところがです。
我々哺乳類にも、この静水力学的骨格を持つ器官がありました。
雄のペニスです。
そりゃそうだ。考えてみれば、ただの水風船だったらあんな形にも機能にもならないですからね。
http://digitalcast.jp/v/14358/

ミミズと違い、ペニスは動く必要はないので筋肉はありません(射精のための筋肉は体内にあります)が、そのかわり上記URL先のダイアン・ケリー先生によりますと、強度の高いコラーゲン繊維でできた伸縮性を持つフレームが二重で海綿体を覆っていて、血液の静水圧をあげることで性交渉に必要な強度を確保するとのことです。
単に静水圧を上げることだけではなく、、サブフレームと呼べるコラーゲン繊維の二重構造が重要らしいのです。
ケリー先生はこれも骨の一部と言っております。
つまり、ペニスにも「骨」はあったということです。我々が知っている「骨」ではないのですが。

さあ、皆さん、今夜はご自身、もしくはパートナーで実験だ!
その際、解剖学的にミミズを思い出してください。
ええ、ミミズですよ、ミミズ。あれはミミズと同じなんだよ~。

という人類に対する嫌がらせをして今夜は筆を置きたいと思います。

テーマ : 日々のつれづれ
ジャンル : 日記

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No title

おもしろかったでーす 勉強になりました 私は持ってませんので、誰で実証しようか思案中です(^▽^)

Re: No title

> えぴ さん
女性にも同じ機能を持つ器官があります。
残念ながら男性ほど劇的な形態変化ではないのですが、発生学的には同等です。

No title

自分のはどうでのいいのですが こういう事実を知るたびに人間も含めて動物の体ってすげーやっ!!!と思いますねぇ  また面白いこと教えてください♪

Re: No title

> えぴさん
知りたいと言いつつ、自分のことは知りたくない。
人間は実に面白いと思います。
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なお

Author:なお
いいトシしてバイクの免許を取得。
相棒はDUCATI MONSTER696とHONDA solo。
バイク以外の趣味はお菓子作り。
MtXです。

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