僕らの正気

「戦争からきらめきと魔術的な美がついに奪い取られてしまった。
アレキサンダーや、シーザーや、ナポレオンが兵士達と共に危険を分かち合い、馬で戦場を駆け巡り、帝国の運命を決する。そんなことはもう、なくなった。

これからの英雄は、安全で静かで、物憂い事務室にいて、書記官達に取り囲まれて座る。
一方何千という兵士達が、電話一本で機械の力によって殺され、息の根を止められる。これから先に起こる戦争は、女性や、子供や、一般市民全体を殺すことになるだろう。

やがてそれぞれの国には、大規模で、限界のない、一度発動されたら制御不可能となるような破壊のためのシステムを生み出すことになる。

人類ははじめて自分たちを絶滅させることのできる道具を手に入れた。
これこそが人類の栄光と苦労のすべてが最後の到達した運命である」
ウィンストン・チャーチル「世界の危機」


「長い射程 高い威力
だが銃の真の利点はそれだけではない
殺す事と殺意と罪悪感の簡便化だ
なにせ引き金一つで誰でも簡単に兵になる
それは民が皆兵になる事への道ぞ
こいつは言えん 言えんわい」
平野耕太さん「ドリフターズ」


近代兵器に関する発言を例にとりましたが、使い方を間違えば取り返しのつかないことになる道具は、身近にたくさんあります。
SNSもそう。

人間というものがどこまで正気でいられるのか?
大変に興味がありますが、スタンフォード監獄実験、ミルグラム実験等の過去の心理学実験により人間は権威により対象を簡単に殺害するだろうことがわかっています。
実験せずとも、我が国は前の戦争で思い出したくないほど体験しましたが。

「良い人」ほど信じやすい傾向にあるし、意外と突飛な話ほど信じやすかったりします。
「他の人には信じられれないだろうことを信じる自分」にアイデンティティを見出す傾向です。

今年は、いつになくチャレンジして、様々なことを学ぶことができた気がするけれど、次のテーマはこれになりそう。
きっと、これからの世界では、個人がどこまで正気を保つことが大事になりそうな気がするのです。


「ありがたいことに私の狂気は君たちの神が保証してくれるという訳だ
よろしいならば私も問おう
君らの神の正気は一体どこの誰が保証してくれるのだね?」
平野耕太さん「ヘルシング」

テーマ : 日々のつれづれ
ジャンル : 日記

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なお

Author:なお
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相棒はDUCATI MONSTER696とHONDA solo。
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