力餅食堂 -京都バイク旅行記-

朝のバイク撮影を終え、観光客が町に出始めると、バイクを降りて、徒歩で清水寺へ行ってみた。
月曜日だというのにものすごい人。20年以上ぶりだけどこんなんだったっけ。
あまりにも修学旅行生と外国人観光客でいっぱいで、途中で嫌になって山を下りた。

清水寺を後にして思った。「おなかがすいた」
でも観光地のお店には興味が持てない。
観光客向けのお店より地元の人が親しんでいるお店へ行きたかった。
そこで、車を停めた駐車場近くで気になったお店へ行くことにした。
地元の人が行くスーパーマーケットなどがあり、観光エリアではまったくない。

店にたどり着く。
古い看板に「めん類 甘党」とあるのが気になった。
170609京都 力餅食堂

「甘党」とはこの店では餅菓子のことを指すらしい。店頭に並んでいる。
「甘党」という言葉は関東では人の嗜好を指し、飲食物に対しては使わないが、京都では違うようである。

見てみると、おはぎや大福など私も良く知る菓子がメインだけれど、中には関東では見ないものもある。
ただ、違いを述べるなら少し関東のものより大きい気がする。特に大福。
170609京都 力餅食堂

170609京都 力餅食堂

勇気を出して店に入ってみる。
店の外も昭和だけれど、中はもっと昭和。年老いた主人らしき男性が食事をとっていた。
若い店員が出入りしている。儲かってるんだなぁ、関東じゃ古い個人経営の店はもうだめだよ。
あれ意外。チェーン店なんだ。

席に座ってメニューを見る。
普通の食堂のラインナップであるが、「衣笠丼」など地元のものがある。
「衣笠丼」がどんな食べ物なのか気になったが、今回は「冷やし牛筋うどん」をオーダー。
値段は確か730円。この店では高い部類。
「牛筋」とは牛のアキレス腱のことを指すそうである。関東では一般的ではないが関西ではよく名前を聞く。
170609京都 力餅食堂
想像以上のものが出てきた。
濃い目の汁に氷と細めのうどん。
その上から大量の大根おろしが乗っており、その上に結構な量の刻みねぎとうずらの卵。
これはおいしそうだ。
甘辛くかつやわらかく煮込まれた牛筋がさっぱりした大根おろしに合う。

特筆しておかなければいけないのが大根おろし。
粗めにおろしてあるのだけれど、どうやって作るのだろう?
大小混じった粒による食感が独特なのと大根おろしなのに辛くない。水にさらしたのだろうか。

私がうどんをすすっている間、地元の人が4人も餅菓子を買いに来た。
餅菓子、関西ではポピュラーなんだなぁ。
京都アニメーションの「たまこマーケット」も餅菓子屋の娘が主人公だったけれど、餅菓子屋という概念が関東にはないのですよ。関東でそれらは和菓子屋のテリトリー。
どうやら、京都では「和菓子(高級)」と「餅菓子(庶民派)」とカテゴリー分けされているのかもしれない。

皆さんが買っていくのを見たら私も餅を食べたくなり、「よもぎあんもち」をテイクアウトでオーダー。
車を運転しながら食べたら、すっごくおいしい!
しつこくない甘さだから大きくてもぺろりといけちゃう。しかもお餅がやわらかい。

すっかり力餅食堂 清水五条店のとりこになった私がいた。
また行きたい。

テーマ : うまいもの
ジャンル : 旅行

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なお

Author:なお
いいトシしてバイクの免許を取得。
相棒はDUCATI MONSTER696とHONDA solo。
バイク以外の趣味はお菓子作り。
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