表現者に求められる投資リテラシー

女優の真木よう子さんの騒動とYoutuberヒカルさんの事件を、投資リテラシーの面から考えてみました。

○真木よう子さん騒動について私の認識
女優の真木よう子さんが、コミックマーケット(コミケ)にて、フォトマガジンの販売すること、その資金をファンド(クラウドファンディング)で集めることをSNSで発表。
アマチュアのステージであるコミケに、プロの表現者が商業誌を持ち込むことについて、コミケ参加者から大批判を浴びる。
真木さんは計画の撤回を発表。SNSアカウントを削除。ドラマの撮影をドタキャン。

○Youtuberヒカルさん事件について私の認識
個人の価値に対して株式のように投資できるサービスをある会社が開始。
Youtuberのヒカルさんが参加。自身に出資を募る。株主優待があるような発言もあり。
株主優待はないことを発表。自身の株を売却。
(関係者による購入と同時売却、つまりインサイダー取引もあった?)
大暴落でたくさんの損をした人が発生。
発言による相場の操作についてといわゆる「売り逃げ」について大批判を浴びる。
ヒカルさんは株の買い戻しを実施。そしてサービス運営会社がはじめからこの騒動に絡んでいたことと、自身のマネジメント会社の解散と活動停止を発表。


○この騒動と事件の共通点
私が考えるに、真木さんもヒカルさんも、投資リテラシーがなかったことに起因した騒動であると考えています。

真木さんは、深く考えず資金調達手段としてファンドに飛びついたのではないでしょうか。
目標金額の800万円はアマチュアの域を超えていますし、コミケの抽選も未実施だったということで、創りたかったものがコミケ外でも売る、つまり一般流通にのせる商業誌であることが推測されます。印刷どころかコピーすらあるアマチュアの世界とは土俵が違うといえます。
しかし、もし商業誌だったとしても、投資という資金調達手段を選ばなければ、ここまでの批判は浴びなかっただろうと思います。
投資という手段をとったことで、結果として「身銭を切ってでも、同人誌が売れなくても表現したい」というたくさんのアマチュアが心のよりどころにしている創作への純粋な欲求を踏みにじってしまいました。

ヒカルさんの場合は、インサイダー取引が本当なら詐欺です。本当の株取引であったら逮捕であると思われます。
おそらく投資のルールどころかシステムも知らなかったのだと思います。
株を売却などせず、運営資金として事業を拡大していくのが事業体としてあたりまえのことですから。
頭が良い方でしょうから、「動画ネタとしての面白おかしい顛末」「ついでにこうすれば儲かる」というヒラメキを安易に実施に移したのではないでしょうか。
結果として、「新しいサービスを利用して自分たちがけが儲けた」という結果に陥り、なにもかも失ってしまいました。


○もはや投資について知らないでは済まされない
両案件ともに、有名な表現者が自分の知名度や好感度をお金に替えようとして失敗した例です。
真の目的は金儲けではなかったはずなのに、投資という手段をとったがために、批判される結果になった、という点も共通しています。
二人とも、結果として失った原資(知名度、好感度)の方が大きい結果になりました。

インターネットと言うスピード勝負の世界だからこその失敗ともいえますが、じっくりと腰を落ち着けて、目標とする市場や投資の勉強をすれば回避できたトラブルでした。
知名度がある表現者こそ、その影響力と投資についてよく知る必要があると思います。

しかしこのリスクは有名人に限った話ではないと思います。
私は安易な気持ちで始める投資は危険だと思います。
お金の流れには世情も流れます。
良いお金は世の中を浴するし、悪いお金は世の中を悪くします。
投資について義務教育で子どもたちに教える必要があるのかもしれません。

テーマ : 日々のつれづれ
ジャンル : 日記

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