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練習に関する個人的考察

演奏練習とは以下の流れと考える
【1】一定の運動(動作)をくり返すことで運動を「ルーティン」化する
【2】最適化した「ルーティン」を長期記憶(潜在記憶)として取り込む(インプット)
【3】インプットした「ルーティン」を適宜再現(アウトプット)できるようにする




【1】一定の運動(動作)をくり返すことで運動を「ルーティン」化する
これについては、2つの目的がある。
(1)筋力向上
以下①~③の獲得を目指すものである。
①動作をするための必要最低限の筋力
②精度向上のための余力
③繰り返しの動作に必要な持久力
これには運動生理学と解剖学に基づいて、メンテナンス・ケアを心がけながら実施する必要がある。
意識した箇所の筋力が向上するということは結果として実例があるようなので取り入れるべきであろう。
しかしながら、〇必要以上の筋力はスピードを阻害する可能性があること、〇代替できる筋力トレーニングは見つかっていないこと、〇動作そのもののを長期記憶として取り入れる必要があることから、演奏練習としてトレーニングをするべきだと考える。
全身運動との相乗効果についても考慮すべきである。
睡眠、食事等、身体のみならず、身体の回復機能や脳のコンディションコントロールにも配慮すべきである

(2)最適な動作の獲得
最適な動作を効率的に長期記憶(潜在記憶)として取り入れるために、以下①~⑤をポイントとして提案する。
①練習目的を意識する
できるだけ具体的に目的を意識する。
たとえばリズムであれば単純にリズムではなく、リズムディバイドかリズムキープ、あるいはどちらもかを明確にするべきである。
また、パート練習か通し練習かを明確に区別することも大切である。目的を見失った練習は意味が無い。

②練習時間を区切る
連続的に練習時間を続けることは集中力維持の限界等から見てふさわしくない。
15分単位で区切り、最大45分で休憩時間を入れるのが効率的らしい。
休憩も含めてワンセットと考えてよいようである。

③休憩時間を確保する
練習した時間の半分から等分の休憩を確保する。
休憩中は可能な限り睡眠状態もしくは変性意識状態が望ましい。

④良好なメンタルの維持に努める
成功した場合は、「うまくいった」等意識し、長期記憶(潜在記憶)に残すべく短期記録にマーキングを施す。
ネガティブなメンタルの場合は練習を放棄しても良い。
疲労などにより正しいフォームや呼吸を維持できない場合も同様である。
記憶の面と筋力保持の面から3日程度は練習しなくても問題はないようである。
失敗しても気にしない。気持ちを乱さない。淡々と練習をこなす者が上達する。

⑤「楽しい」「面白い」「気持ちよい」をキープすることを目指す。
変性意識状態を維持することで、最適な「ルーティン」を長期記憶として保存できると考えられる。
これには副交感神経優位の状態、つまりリラックスしていることが前提条件である。
したがってメトロノームなどにあわせて「楽しい」「面白い」「気持ちよい」と感じる演奏ができれば最高の効果を出せると考えられる。
そしてその状態を可能な限りキープすることが、いわゆる「リズムキープ」である。
従って、いわゆる「のっている」ときは練習を継続することで、リズムキープを習得しやすい。
パート練習でもタイマーとメトロノームは必ず導入する。
失敗する確立が高い練習はBPMを落とすなどの難易度を下げることで成功確率を上げる。
練習に入る前にストレッチや瞑想を実施するのも有効と思われる。
また演奏時の音色を本番用にして快感を優先するのもひとつの方法である。

「これら脳が快・不快に感じる情報は、繰り返し覚えて記憶する情報よりも、強く記憶される。」
http://www.dhbr.net/articles/-/3875?page=2


(3)視界の排除
演奏とは必ずしも自身が「見えること」を動作するものではない。むしろパフォーマンス時は見えない、見ないことのほうが多い。(ステージの照明、観衆とのアイコンタクトなど)
したがってある程度まで上達したら練習では視界をできるだけ排除する。
視界がない状態で演奏することが通常であってよい。
これは変性意識状態を促すにも有効と考えられる。

(4)メトロノームの重要性
客観的な時間経過を把握、習得するうえでメトロノームは重要なアイテムであり、これなくして練習は成り立たないと言ってよい。
通常の練習はすべてメトロノームを利用する。
その利用法は、習熟度、目的等によって変化するのでここでは割愛する。




【2】最適化した「ルーティン」を長期記憶(潜在記憶)として取り込む(インプット)
最適化した「ルーティン」を長期記憶(潜在記憶)として取り込むには、良好な睡眠とその時間の獲得が重要である。
そのための生活を実施し、体調管理等に注意を払う必要がある。
身体トレーニングや瞑想等、積極的に導入するべきだと考える。

「記憶のメカニズムは短期記憶は、小脳皮質のプルキンエ細胞に一時ストック。長期記憶は、前庭核や小脳核につくられます。(記憶する)場所が、移動するのですね。そこで面白いのが、プルキンエ細胞は結果が上手くいかなかった情報をストップさせ、上手くいくように調整し前庭核に移動させるようです」
https://www.glitty.jp/2011/03/006328post_2770.html

「一度の復習の時間はそんなに長くなくていいので、定期的に復習…というのが何より大切。
1日30分×1日というやり方よりも、1日3分×10日という感じの方が、記憶が定着しやすいと言われています。」
「大まかなスイングの記憶は大脳皮質に分散して記憶される「長期記憶」に残りますが、細かい技は長期記憶に定着しにくく、日々鍛練しないと定着しないことがわかっています。」
http://d.hatena.ne.jp/wander1985/20110503/1304423516

「まず記憶は大きく短期記憶と長期記憶に、さらに長期記憶は陳述記憶(顕在記憶)と手続き記憶(潜在記憶)に分けられるといいます。 短期記憶とは、音声で聞いた電話番号を覚えて電話をかけたり、パスワードを覚えてパソコンに入力したりするときの瞬間的な記憶です。次の作業に入るときには忘れてしまいます。一方、長期記憶とは時間が経っても残る記憶。このうち知識や体験など言葉にできるものを陳述記憶、泳ぎ方や自転車の乗り方など言葉にしにくいものを手続き記憶と呼びます。」
「陳述記憶ははっきりしませんが、スポーツや楽器の演奏などに関係する手続き記憶は、睡眠をしっかり取れば定着することが分かっています」
「手続き記憶の定着はノンレム睡眠中に起こっている可能性が高い」
http://white-family.or.jp/wp/archives/2545




【3】インプットした「ルーティン」を適宜再現(アウトプット)できるようにする
いわゆるスポーツでいわれているところのメンタルトレーニングである。
潜在記憶をいくら蓄積しても、本番で引き出せなくては意味がない。
メンタルトレーニングは積極的に導入するべきだろう。

本番で潜在記憶を引き出すには、副交感神経優位のリラックスの状態になる必要がある。変性意識状態に入れなければ、最良の演奏は難しいと言える。
ほぼ無意識に至る変性意識状態が、いわゆる「ゾーン」「フロー」であり、プレイヤーの最大パフォーマンスを得ることができる。

パフォーマー、プレイヤーの変性意識状態によるトランス状態は、聴衆に伝わっている可能性がある。まだオカルトの枠を出ていないが量子脳理論が存在する。

ただし、メンタルトレーニングは、「悲観的ならない」「自己を肯定する」という目的で一致しているが手法は確立していると言い難い。
思い込みを排除し、自己暗示をかけることについて様々な手法があり、人によって必要とされる目的も手法も変わってくるし効果も違うだろう。

ひとつ言えることは、継続こそが大事で、普段の生活からトレーニングを取り入れる必要がある。




【変性意識とは】
変性意識とは、意識している状態ではないことの総称。
いわゆる無意識が顕在化している状態。

実は特別な状態ではなく、日常、我々はほとんどをその状態でいると言っても過言ではないだろうと考えている。

無意識とはいわばPCでいうところのOS(Operating System)のようなもので、人は価値観や動作について大半を自動化している。
生きていくうえでその方が効率的だからである。

たとえば、通勤路を無意識に歩いていることはよくあると思う。
自宅から歩いて気付いたら駅だったなどである。
他にも安全とマナーの面からふさわしくはないが、電話をしながらでも駅へ歩いていけるだろう。
その時、電話は意識していても、移動することは自動的に行っているはずだ。
これも変性意識のひとつと思われる。

一番顕著なのは、電車の中で寝ている、という状態である。
本当に寝ているのであれば、降りる駅で目覚めるということはない。しかし、ほとんどの人は降りる駅で目覚めるはずだ。
ほとんどの人は、寝ているのと勘違いしている。
これはパーソナルスペースに知らない人がたくさんいることによる、心理的防衛機能であると、個人的には考えている。
そしてこの状態が「ゾーン」「フロー」に最も近い状態であると、私は考えている。
ほとんど無意識であるため、意識に邪魔されることなく潜在記憶を引き出せるのである。

変性意識については、客観的観測ができないため、科学的見地が足りていない。
なので効果が疑われる手法、宗教などの信仰に利用しているもの、詐欺のネタなど、「罠」が数多く存在するのが現状である。
非常に注意が必要であり、思い込みの強い人などには適用しがたい(悪い方へ作用する可能性があるため)。

テーマ : 日々のつれづれ
ジャンル : 日記

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なお

Author:なお
いいトシしてバイクの免許を取得。
相棒はDUCATI MONSTER696とHONDA solo。
バイク以外の趣味はお菓子作り。
MtXです。

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