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死神とチェス

映画「第七の封印」を観た。
どこの言葉かわかんなかったのだけどスウェーデンでしたか。

<あらすじ:ネタバレあります>
疫病と貧困で絶望の渦中にある中世ヨーロッパ。
10年に及ぶ十字軍遠征から帰還する騎士と従者。
あるとき騎士の前に死神が現れる。
騎士は時間稼ぎのため、死神にチェスの勝負を挑む。
チェスの勝負を続けつつ、帰還の旅は続き、様々な人に騎士と従者は出会う。
その中で騎士は揺らぐ信仰について考えるのだった。


なんとなく騎士に同情した。
絶望の末に信仰が揺らぐも、最後は信仰にすがる。
でも死の淵で祈りをささげる騎士に対し、一方で一緒に死を迎える人たちはどこか毅然としている。
少女に至っては喜びの表情さえ見せる。


解釈が難しい作品だとは聞いていた。
その「いろんな角度から考えを導き出せる」というのは聖書にも似て、エンターテインメントでもあり、哲学、宗教としての意味もアリ。

んまあ信者でない私には理解できないことも多いのだろう。
でも、それでも、騎士と今の自分が重なる気がした。人は常に迷うものなのだと思う。迷う人代表。
でも、芸人家族を死神から守り通したり、魔女裁判で火あぶりで殺される女の人を苦しませないように毒薬を密かに飲ませるという、ちゃんと主人公らしい活躍もする。

本作は白黒映像です。
白黒映画って小津安二郎と黒澤明と「恐怖の報酬」くらいしか記憶にないのだけれど、ならでは画のインパクトがすごいときがあってこれもそうです。
冒頭の死神登場と、死神がチェスをやるシーンで「これからどうなるんだろう」と、もうがっつりココロをつかまれてしまいますよね。エンディングの死の行進シーンもシルエットが印象的でした。

キャラクターづくりや展開など、いまでも十分通用する、いやいまだからこそ必要とされるお話なのかもしれません。

テーマ : 日々のつれづれ
ジャンル : 日記

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なお

Author:なお
いいトシしてバイクの免許を取得。
相棒はDUCATI MONSTER696とHONDA solo。
バイク以外の趣味はお菓子作り。
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