イタイシンパシー

「まじめすぎる」とよく言われます。
自分でもそう思うし、どうしたらそこから抜け出せるか、わかりません。
たとえば、今日、家族が見ていたテレビ番組がどうしても見られませんでした。
Youtubeから拾ってきた動画を放送して、タレントにコメントを出させるだけという、なんともお粗末な企画の番組だったのですが、流されるほとんど人が傷つく内容の動画ばかりなのです。
どうして、こんなもので笑えるのか、私にはわからなかったりします。
お笑い番組全般がけっこうそうだったりします。笑えません。

そんな私がシンパシーを感じてしまったマンガ、というかマンガ家さんを今日はご紹介したいと思います。

星里もちるさん短編集「あっちもこっちも」
星里もちる短編集 あっちもこっちも (ビッグ コミックス〔スペシャル〕)星里もちる短編集 あっちもこっちも (ビッグ コミックス〔スペシャル〕)
(2013/01/30)
星里 もちる

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実は特別に好きなマンガ家さんってわけじゃないのです。
いままで買ったことのあるコミックは「りびんぐゲーム」を途中まで。
それなのに、なぜこの本を手に取ったのかというと、星里さんの作品って、バッドエンドがなさそうな気がしたんです。
実際、1つの作品を除いてそうでした。でも、完全なバッドエンドではなかったり、どの作品も完全なハッピーエンドでもなかったりするんですけどね。

さて、この単行本は短編集なので、20年にわたって描かれた様々な作品が収録されています。
そこで感じるのは、星里さんって無理してるんじゃないかな、ということです。
一般的に、読み手としては、作り手ののっている感じに共感するというのが、ジャンルを関わらずエンターテイメントや芸術作品の醍醐味だと思います。
この単行本で一番それを感じるのは、「パパ!あっちもこっちも」という、ご自身の二人の幼い娘さんをモデルとしたエッセイ的なマンガです。
でも、残念なことに、「大人の理由で」4話で打ち切りだったようです。掲載誌であるビックコミック増刊は大人の男性向け雑誌で、あまりにもほのぼのしているこの作品は、確かに向かないように思えます。4コマ誌とかならよかったのになぁ。

そして、「パパ!あっちもこっちも」以外の作品はすべて、どこか無理している感があるのです。辛い設定や痛いエピソードがどことなくあり、絵柄も大人向けにハードにしようとしてたりして、それをニーズとうけとめて入れているような・・・。それは「りびんぐゲーム」でも感じていました。
頑張っているだけに、ほんとうはやるべきではないのではないかなという気に、どうしてもなってしまうのです。
そんなことから、きっと星里さんの作品の魅力って、がんばっている作品の登場人物を通した、がんばっている星里さん自身なのだろうな、と思った次第です。

さて、「パパ!あっちもこっちも」の発展系が今連載されているそうです。
「ちゃんと描いてますからっ!」という作品で、ダメなマンガ家の父の代わりにマンガを描く2人の娘さんというお話しだそうです。
・・・なんと実話に基づいた設定らしいです。星里さん、描けなかった時期があったり、娘さんに作画を手伝ってもらったりしているみたい・・・びっくり。
機会があったら読んでみたいと思います。
ちゃんと描いてますからっ! 1(リュウコミックス)ちゃんと描いてますからっ! 1(リュウコミックス)
(2011/04/13)
星里 もちる

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テーマ : 漫画の感想
ジャンル : アニメ・コミック

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なお

Author:なお
いいトシしてバイクの免許を取得。
相棒はDUCATI MONSTER696とHONDA solo。
バイク以外の趣味はお菓子作り。
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