【東京モーターサイクルショー2013】ドゥカティ編

東京モーターサイクルショー2013のレポート。今回はドゥカティです。

【ドゥカティについて】
イタリアを本拠地とする会社。
日本の昔のバイク雑誌(1970年代頃)を見る機会があったのですが、そこにMVアグスタの名前は出ているのにドカティの名は一切なく、驚いたことを覚えています。当時の日本ではあまり有名ではないメーカーだったようです。
でも、エンジンがデスモドローミック式バルブ開閉機構搭載L型2気筒に落ち着いたころからレーシーでストイックなイメージを打ち出し、メインマーケットであるアメリカを意識した製品作りで成功。経営危機を幾度も乗り越え、今に至ります。
かつてはスーパースポーツしか作らないメーカーで、「バイクのフェラーリ」などと呼ばれていたりしましたが、ツーリングモデルのSTシリーズ(今はラインナップになし)や、ネイキッドモデルであるモンスターの販売を開始。“親しみやすいプレミアム”というイメージの獲得に成功。いまはネイキッド、デュアルパーパスツアラー、モタード、クルーザー、とあらゆる車種を作っています。価格も国産の逆輸入車とそれほど変わらない車種もあり、近年人気を伸ばしています。

【デザイン傾向】
メーカーのイメージカラーはイタリアンレッド。
とにかく前衛的でファッショナブルなデザインを重視しています。
ほとんどの車種に共通するのが、デスモドローミック式バルブ開閉機構搭載L型2気筒エンジンと鋼管フレーム。
それがデザインの上でも重要なモチーフかつマーケティング上のアイデンティティになっています。


【Hypermotard】
東京モーターサイクルショー2013 DUCATI hypermotard
今回の目玉が新型ハイパーモタード。排気量は約800cc。
「オフロードバイクをオンロードで走るようにした」という一般的なモタードバイクではなく、オフロード的な姿勢で乗るオンロードバイクという変わったコンセプトを持っています。

東京モーターサイクルショー2013 DUCATI hypermotard
ツーリング用オプションを装備したバージョン。
ドゥカティのラインナップの中では乗車姿勢が楽なタイプなので、ツーリングではその点で苦労しないだろうと思います。


【1199 Panigale】
東京モーターサイクルショー2013 DUCATI panigare
もう一つの目玉が、2012年からデリバリーが開始されたパニガーレ。排気量は約1200cc。
ドゥカティのフラッグシップです。
これまでの扱いが難しいスーパースポーツではなく、様々な電子制御により誰にでも引き出せる最高性能というコンセプトのようです。
ちなみに写真はオプションパーツメーカーで展示されていたもので、クラッチが社外品です。

東京モーターサイクルショー2013 DUCATI panigare
甚だ残念なのがマフラー。
イタリア本社が打ち出した形状のイメージは下の写真のモトコルセと同じものでしたが、日本の環境規制にあわせるため、大砲みたいな筒が追加されてしまいました。
しかし、それに目を瞑れば、どこから見ても美しいです。

東京モーターサイクルショー2013 DUCATI panigare
白もよいですね。
スーパースポーツにしては足つきが悪くないように感じました。
モンスター696から乗り換えても、得意の電子制御により出力特性をマイルドにセッティングすることで乗れてしまいそうな気がします。

東京モーターサイクルショー2013 DUCATI panigare
モトコルセのフルオプションバージョン。
アンダーカウルをはずして、エンジンが見えるようにしてあります。

東京モーターサイクルショー2013 DUCATI panigare
驚いたのがバックミラーがテレビシステムであること。
いまは普通のバックミラーと同じ形状ですが、カメラの取付位置やモニタリング方法を変えると、バイクそのもののデザイン革新を促す可能性を感じますね。


【Diavel】
東京モーターサイクルショー2013 DUCATI deavel
クルーザーのディアベル。排気量は約1200cc。
モトコルセのフルオプションバージョン。
このノーマルを試乗したことがありますが、とても乗りやすいバイクでした。
重心が低いのか引き回しも怖くないし、ドゥカティなのに低速でギクシャクしないし、コーナーも国産4気筒みたいにスムーズでした。

東京モーターサイクルショー2013 DUCATI deavel
この子、全体のイメージがジンベイザメみたいだな、と思いました。


【Monster 20th Anniversary Edition 696】
東京モーターサイクルショー2013 DUCATI monster696
排気量695ccのネイキッド。ドゥカティでは一番小さい子。
モンスター20周年記念モデル。カラーリングを当時に似せて、ミラーも昔風のものに変更してあります。
内容的には私の愛車のバージョン違いなのですが、乗ってみるとシート形状やハンドルの高さなどでポジション変更がしてあり、乗りやすいのです。買い替えたい・・・


【総論】
狭いスペースに様々な車種がならんではいますが、照明や演出が気が利いていて、説明がタブレット端末で見られるなど、プレミアムメーカーらしさが打ち出されていました。
車体を固定する器具は、各社独自に作っているようですが、ドゥカティは洗練されていて、さすがだと思いました。
変な話ですが、コンパニオンのお姉さんが、ラテン系らしくセクシーな子を揃えてくるかと思っていたのに、清楚な子が多く意外でした。

ネイキッド、デュアルパーパス、モタード、クルーザー・・・一堂に並べてみてみると、どれもドゥカティでしかできないものだなぁ、と改めて感じます。どれも試乗したことがあるのでなおさらにそう思います。
でもパニガーレがストイックそうではなく、かつ鋼管フレームを排したことで、ドゥカティのアイデンティティを考え直す時期なのかもしれないなという気もしました。






テーマ : イベント
ジャンル : 車・バイク

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なお

Author:なお
いいトシしてバイクの免許を取得。
相棒はDUCATI MONSTER696とHONDA solo。
バイク以外の趣味はお菓子作り。
MtXです。

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